インタビュー

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患者さまとのコミュニケーションを重視し、お一人おひとりの性格と症状に合った治療法を提案いたします。

乳腺、消化器疾患の検査・治療から、中断してしまった糖尿病の治療再開まで幅広く寛容に対応しています。小さなことでも心配ごとがあれば、どうぞお気軽にお越しください。

診療に際して心がけていることは何ですか?

当クリニックでは乳腺、風邪、生活習慣病、内視鏡検査、ケガなど、幅広く診療していますので、性格も症状もさまざまな患者さまが来院されます。そのため、患者さまとの対話を大切にし、お望みをくみとりながら治療を進めるよう心がけています。

また、たとえば風邪の症状で来院されたからといってお薬を処方して終わり、という事務的な診療ではなく、何かあったとき、いつも頼っていただけるようなクリニックを目指しています。生活習慣病の治療を断念してしまった方でも、お気兼ねなくご相談いただけるよう、強制的な指導はいたしません。患者さまと向き合ってじっくりとお話をし、相性のよい治療法を相談していきます。

漢方薬と西洋のお薬を組み合わせて処方することのメリットは何ですか?

作用や飲み方が異なる西洋薬と漢方薬とを組み合わせることで、治療方法の選択肢が広がり、より患者さまお一人おひとりと相性の合う治療法を見つけられるという点がメリットだと思います。

漢方薬は体に優しいというイメージがあるのか、女性からのニーズも結構ありますので、当クリニックでは西洋薬の補助として漢方薬を処方しています。ただ、患者さまは症状も性格もさまざまですし、漢方を好むか好まないかなどもありますので、どういうお薬なら飲みやすいか、といったことも含めて、率直なご意見を伺うようにしています。また、前回の診療で処方したお薬について、続けて飲めそうか、別の薬に変えてほしいかなどのご要望もカルテにメモを残しています。

診療内容を説明する際、工夫していることはありますか?

たとえば、内視鏡で撮った写真に、専門用語をわかりやすくかみ砕きながらコメントしたものを患者さまにお渡ししています。帰宅されたときに、ご家族が見てもわかるように、「医療関係者以外の方にも伝わる言葉」にこだわっています。

絵や図で説明するより、実際の写真を見ていただくほうがよりわかりやすいという考えから、逆流性食道炎の診断でも、体のどこがどうなっているのか、実際の写真で確認していただくようにしています。

最後に、患者さまへのメッセージをおねがいいたします。

患者さまお一人おひとりとのコミュニケーションを大切にしながら、それぞれの病とのつきあい方を一緒に考えていきたいと思っています。

しばらく来院できずにいつものお薬を切らしていても、気にせずにきてください。また、家族のことでストレスがあるなど、ささいなことでも構いません。普段から来院されている患者さまなら、顔色を診るだけでもわかることもありますし、お話しするだけでもお役に立てることがあるかと思います。1人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談にいらしてください。