外傷・熱傷の湿潤治療

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湿潤治療とは

当院では傷治療の新常識“早い、きれい”をモットーにさまざまな傷(すり傷、切り傷、やけど等)に対して湿潤治療を行っています。

湿潤治療とは、すり傷、切り傷、やけど等の傷に対し、「消毒をしない」「乾かさない」「水道水でよく洗う」を原則として行う新しい治療法です。
消毒を行った上でガーゼをあてる治療は今なお行われていますが、消毒薬は細菌を殺す一方で、傷を治療しつつある人体の細胞まで損傷させてしまうことがあります。さらに乾燥させてしまうと、せっかく治療で戻した組織が死んでしまい、傷が良くなることを遅らせてしまいます。
傷に対しては、ガーゼは使用せず、プラスモイスト、デュオアクティブなどの創傷被覆剤(傷をおおうもの)で傷をおおい、傷を乾燥させないようにして治療しています。

*湿潤治療を得意とする夏井 睦先生(東京都練馬区、練馬光が丘病院(傷の治療センター))のもとで、H26年12月に湿潤治療の研修を行いました。
夏井先生のホームページ「新しい創傷治療」( http://www.wound-treatment.jp)にも湿潤治療を実践している医師として登録されております。
湿潤治療に関する詳細な最新情報は是非とも夏井先生のホームページをご覧ください。
湿潤治療以外にも大変興味深い情報が満載です。