乳腺外来

『当院での乳腺外来は、大分市“うえお乳腺外科”の診療方針で行っており、
同院との緊密な連携体制を整えております。』

乳腺の診療は予約制です。女性看護師・技師が立ち会います。
また、現在、予約やお問い合わせが大変多くなっており、できるだけ多くの患者さまに対応したいと考えておりますが、 予約を頂いてから1~2ヶ月程度お待ち頂いている状況です。

また、 診察は診療状況によって受付から終了まで2時間程度かかりますので、ご了承ください。
男性の乳腺疾患も診察しておりますので、男性の方もお気軽にお問い合わせください。

乳がんとは

乳癌は早期に発見して治療を受けることで重症化するリスクを抑えることができます。胃癌、大腸癌、肺癌など高齢になるに伴って増えてくる癌と違って、30~50代に多い女性特有の癌ともいえます。乳癌の早期発見には定期的な検診が大切です。

当院では乳腺に関する症状(しこり、痛み、張り、乳頭異常分泌など)に関してマンモグラフィ、エコー検査を用いて診療を行っています。しこりに関しては必要があれば局所麻酔をして細胞組織検査を行っています。

乳がん検査の流れ

問診
乳房にしこりが触れる、痛みがある、張りや違和感がある、乳頭からの出血や分泌液がみられるかなどの現在の症状、乳がん検診歴、乳がんの家族歴、妊娠・出産の経験、および授乳をしているかなどについて問診します。
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視触診

まず基本診察の視触診を行い、しこりの有無、乳頭部からの分泌液の有無を確認します。触診では乳がんのしこりはおよそ10mm以上にならないとわからないといわれています。そのためマンモグラフィとエコーも併せて行います。

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マンモグラフィ

マンモグラフィは乳房専用のエックス線撮影装置です。
乳房を台に乗せ、透明の板で平たく挟み撮影します。両方の乳房を縦と横の2方向で撮影し、検査時間は約5分です。

当院では、乳房撮影装置マンモグラフィー(島津製作所製 SEPIO Stage 日本医学放射線学会ガイドライン適合)を設置しています。

マンモグラフィー
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エコー

乳腺が発達している30~40代の方はマンモグラフィだけでは十分に病変を検出しにくいことがあるため、乳腺エコーでの検査、もしくはマンモグラフィと乳腺エコーの併用がすすめられます。検査時間はおよそ5~10分です。

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細胞組織検査

しこりがあり、精密検査の必要があれば細胞組織検査(病理検査)を行います。局所麻酔は細い針でゆっくり行いますのでほとんど痛くありません。結果は約1週間後にわかります。